大河ドラマとは?

NHKが製作・放送をしている歴史上の人物にスポットを当てたドラマで、1963年からスタートしました。
基本的に1月から1年を通して放送されるが、12月の初めには最終話まで終らせ、年末にかけてその年放送したドラマのダイジェクト版が放送されることが多くなっています。

出演者は主役級の役者が多く使われるので、他のドラマでは見れない重厚な印象を持たせることができます。
昔は五社協定によりテレビ出演ができなかった役者が多く、その為新劇の俳優や歌舞伎俳優が多く起用されていました。 この大河ドラマに出ることで、新人役者は名前を売ることができたという一面もありました。
今大物といわれている「緒形拳(故人)」「高橋幸治」「石坂浩二」「役所広司」「渡辺謙」等もそのうちの一人です。

本来は1年を通しての放送でしたが、一時上半期と下半期の半年完結で展開する方針が計画されており、31作〜34作は半年のスパンで放送されました。
しかしこの計画は不評で、結局35作品目からは1年に戻りました。

現在視聴できる過去の作品は14作の「風と雲と虹と」からになります。
勿論それ以前のものもないこともないのですが、保存するテープが高額であったり、著作権などの問題もあり完全なものは残っておらず、DVD化ソフト化はできない状態です。

因みに、基本的に歴史上の人物を描いてはいますが、新解釈などを加えその人物を掘り下げていくことが多く、その為マレに史実とは異なる場面もちらほらあったりします。
また、より説得力を持たせる為に創作された人物も多く、歴史学上の定説とかけ離れた演出も多くあります。 これについて、NHK側は
「大河ドラマはドキュメンタリーではなくあくまでドラマであり、演出も必要である」
とのことです。

 
スワップポイントが収益